場所は、可児市土田の可児川下流域自然公園。群生地は飛騨木曽川国定公園内にあり、鳩吹山の北斜面に位置します。
ちょうど見頃を迎えていました(^^)
「栗?」
この様子から、名前の由来はこれか!と思ったのですが、後から調べたら違っていました(笑)↓
片栗粉の名前の由来は、①カタクリの花が「傾(かたむ)いた籠状(かごじょう)の花」の意味から「カタカゴ」とよばれ、この「カタカゴ」が「カタコ」→「カタコユリ」→「カタクリ」になった説と、②カタクリの葉の形が栗の子葉(しよう)の片方に似ていることから「片栗」となった説があります。
「紫のじゅうたん」
(風景写真とは言いがたい、状況写真)
ピント位置を変えてもう一枚
比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。葉には帯紫色の模様がある。
「四人姉妹」
一番右の子、隣の子にちょっかい出してるのかな?(笑)
家事を済ませ、あわてて出かけたこともあり、マクロレンズしか持っていかなかった(TT)
ちなみに、これはトリミング画像です(^^;
「遊歩道」 時々参上する状況写真
かなり大勢ののカタクリファンが参列し、さかんに遊歩道からシャッターを押す姿がみられました。勿論私もこの中に混じって!(笑)
「こぎつね?」
横位置でも一枚
昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまったらしい。
「はい、そこ!柵の中には入らないで!」
少しでも中に入ろうものなら、観光協会のおじさんに叱られます!(緑のスタッフジャンバーの人が見えますか?)
「健気に咲く」
この子は花びらが太く、色も濃く、かなりの美人さんでしたが気も強そうでした。(笑)
「木々の間に」
十万株が織りなす紫のじゅうたんには魅せられます。
「陽光浴びて・・・」
私が行ったときには、ほとんどが開いていましたが、この子は影になっていたのか閉じていました。
そこに陽が当たってくると、見ている間に少しずつ反り返ってきました。
数分の観察でしたが、感動ものでした。運がよかったのかな(^^)
カタクリは朝日が昇って気温が上がると開花し、温度が下がると閉じてしまう。曇りや雨の日などには開かない。
「森の妖精」
カタクリらしい(?)お姿をしている3輪を狙ってみました。
「恋する乙女」
繊細でしなやかに反り返った花びら、下を向いて咲く様子が乙女に例えられることにも納得しました。
すべてマクロレンズ(90ミリ)にて撮影しました。
☆ この日の教訓 ☆
望遠レンズを持っていこう!
CPLフィルターも忘れずに・・・
初めて見たので嬉しくて、いつもより多くの写真をアップっぷ(*^-^*)
昔は日本では落葉広葉樹林のある各地で広く見られたものの、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少によって減少しています。
そのため現在は希少種となり絶滅の恐れもあるそうです。
研究では種から花を咲かせるまでに7年程かかることがわかっています。他の地で生育するのは難しく、持ち帰ったところで育てられないのが現実でしょう。
みなさんでこの美しいカタクリを守っていきましょう!