「おもいで」
本年12月21日に、祖父が永眠いたしました
「おもいで」
本年12月21日に、祖父が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深く感謝いたします
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
なお時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます
祖父は12月17日の夜中に、肺炎で救急車で運ばれました。
ICUに3日ほど入ったものの容態は回復傾向にあったようで、4日目には大部屋へ移り、食事も二口ほど食べられるようになっていました。
その矢先、21日の午前10時ごろ看護師が部屋周りをしているところ、呼吸が停止していることに気付き、医師に連絡しました。家族、親族に連絡があり、すぐ駆けつけたところ、医師は懸命に心マを施していましたが、息を吹き返すことはありませんでした。心臓も肺も弱っていましたので・・・
そして10:45、ご臨終のお告げがありました。
その日の晩に通夜を、そして今日、葬儀を終わらせました。
良いことも悪いこともいろいろと思い出しながら・・・
私たち姉妹(孫)を可愛がってくれたこと、そして私の息子(ひ孫)も可愛がってくれたご恩は忘れません。
写真は、祖父が生前買ってきたお花「ガーベラ」です。(以前ブログでは違うバージョンでアップしました)
釣り(主に鯉)に畑仕事、お花、動物、子どもが大好きなおじいちゃんでした。
私が生まれる7年前までは、下駄屋をやっており、下駄の製作、販売をしていたそうです。
職人気質なのか、頑張り屋で頑固で厳しい面もありました。最後まで。。
去年の今頃だったかな?入院したときから認知症が進み、体力も激落ち。なのに退院すると這ってでも畑に出ないと気がすまなかったり・・・(笑)
父は、「ああいうお爺には俺は絶対ならん!」といっておりましたが、最近の父を見ていると、そんな祖父にそっくりになってきたように思います。(笑)
そういえばこんなことがありました。
救急車で運ばれる前日、私たちが夕食を食べようとテーブルに着こうとしていたとき、体調がおもわしくないのにもかかわらず、おじいちゃんは「坊(ようくんのこと)はおるか?猫はおるか?」と、よたよたしながら私たちの食卓を見にきました。今のはなんだったんだろう?とそのときは家族で顔を見合わせていたのですが、ようくんや猫たちにとってはそれが最後の生前のおじいちゃんとなりました。お別れの挨拶をしにきたのでしょうか。。。
それからこんな不思議なこともありました。
病院から仏様が自宅に戻り、葬儀の相談をしているところ、突然、仏様の前にあるテレビの電源が入りました!えっ?ってなことで注目したところ、祖母が手をついたところにリモコンがありました。なんだ、おばあちゃんか!とほっと胸をなでおろしました。が、またしばらくすると、テレビがつきました!またぁ。なんて今度は驚きもしなかったのですが、今度こそ、誰もリモコンにもテレビにも手を触れておらず、皆、背中が寒くなりました。さんまのからくりTVとかナイナイのゴチになりますとかが好きでした(笑)
さらに通夜でいただいたお饅頭ですが、葬儀の後、まだ包装されたままのがあったので家へ持ち帰ったのですが、外の包装紙をはずし、中をみるとお饅頭が2個ありませんでした。区切りのある箱に空いた場所があるなんて普通ありませんよね。おじいちゃんはお饅頭が大好物だったからなぁ。(笑)お店の人が入れ忘れたのだと思いますが・・・^^;
去年のおじいちゃん記事はコチラ。
そんなこんなで大往生だったわけですが、喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。
また、しばらくは記事の更新、コメントのお返し、皆様のところへのご訪問なども控えさせていただきますのでご了承ください。
rose-k